凍土観測プロジェクトとは

日本でも寒い地域では冬に土が凍ります。土がどの位凍るのか、ビニールチューブを使った簡単な方法を使って全国の方々が身近な場所で観測した結果を、共有、可視化、発信します。また世界のデータと比べます。
地球観測と理科教育を組み合わせたプロジェクトです。

凍土とは?
凍った土、正確には0℃以下の状態にある土や岩のことです。寒さが続くと土は深くまで凍ります。また雪が積もると寒さが伝わりにくくなるので凍りにくくなります。
なぜ日本で観測するのか?
日本は北半球にて低地で土が凍る南限に近い場所にあります。地球温暖化が起きていると考えられている現在、寒さに関わる自然現象に影響が出るかも知れないので記録しておくことに価値があります。また、観測網が整備されている北に広がるもっと寒い地域と比べることが出来ます。
どこで観測されているのか?
国内の例:このプロジェクトで2009年の冬から観測をはじめたのは北海道函館市の1地点のみです。