2006,05,01, Monday
高所順応のため,メンバーは標高3300mの地点に飛行機で降り,そこから調査地の山頂カルデラ,標高4100mまでスキーを使い自らの足で登った。
登山ルートは傾斜がゆるく,クレバスの少ないランゲル山の北西面とした。 一般に標高4000mまでに全ての人が何らかの高所障害を訴える。また,私の経験上,重い高所障害がなく飛行機で入れるのは標高3000m前後までである。 登山ルートを鳥瞰図に示した。図はランゲル山を西側からみている。 デジタル標高データ(USGS,NED Alaska 2 arc-second)と衛星画像(ランドサットETM+)から描画。高さを2倍に強調。 当初は標高3000mに降ろしてもらう予定が,低所に雲がかかっていたため,3300mに降ろされてしまった。 山頂カルデラまでは悪天候による停滞日も含めて5日間を要した。 |
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