Top > 写真と日記と胸のうち > ランゲル山へのフライト[窓からみた景色2]
  
    
  
      
      
      
      
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              2006,06,17, Saturday  ランゲル山の山肌に沿って飛び,標高を上げていく。 間近にクレバスがみえた。 パイロット,Paulは酸素ボンベから酸素を吸いはじめた。おそらく高所を飛ぶときに義務付けられているのだろう。  直下に見えたアイスフォール。 氷に混じって黒い層が見えた。 過去の噴火による火山灰層か?  頂上部はガスの中。 山頂カルデラへの荷を降ろすのはひとまずあきらめ,登山活動の開始地点である北面へ向かった。  見えている山はMt. Sanford(標高4949m)。 降りたい場所も,雲の中だ! どうするべか,と思ったがこうなってしまうともうPaulにまかせるしかない。 このパターンで2年前は予定とはまったく違う,山の東側に降ろされたことがある。  Paulがうまいこと,雲の切れ間を見つけた。クレバスもない。 結局予定していたキャンプよりも300m高い,標高3300m地点で降ろされることになった。 いきなり行くにはちょっと高すぎる標高だが,そんなに危機的でもない。 | 
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