■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■PROFILE■
■CATEGORIES■
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■ARCHIVES■
■LINK■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■RANKING■
この1週間に読まれた記事
Top > 写真と日記と胸のうち > 高所順応[登山行動1日目その1]
高所順応[登山行動1日目その1]
昨日,予定(3000m)よりも高いところ(3300m)に直接飛行機で入ってしまったので,今日はキャンプ地を上げないことにした。

高いところで体を動かした後,しっかりと体を休めることで高所順応をすすめることが出来る。
高所順応と翌日の登山ルート作りを兼ねて,スキーを履いて散歩に出かけた。

フィールドアシスタントのAndyとロープを結び,高度を上げていく。
ロープを結ぶのは,万が一クレバスに落ちたときに引き上げてもらうため。


キャンプを振り返ってみた。
テントの周囲に見えるクレバス帯をみると,Paulがホントにちょうど良い場所に下ろしてくれたことがわかる。


高みへのステップ。
まっさらな雪面をすすんでいくのは最高に気持ちいい。

標高3650mまで登って引き返し。登り2時間弱,下りはスキーで10分!


クレバスを越えた。
下に写っているのは私のスキーの先端。右はクレバスの拡大図。
立っている場所はクレバスのラインの延長線上。
足元はスノーブリッジ(クレバスに積もった雪で橋が出来ている)か,それとも閉じているのか,わからない。

見えているクレバスは避けることが出来る。
怖いのはクレバスの割れ目を柔らかな雪が隠しているパターン。ヒドゥン・クレバス(Hidden Crevasse)という。
スキーは氷河上を歩くのにちょうどよい。
スキーの長さでも落ちてしまうようなクレバスはどこかで口を開けているか,クレバスの兆候がどこかに見えるから迂回出来る。

| 写真と日記と胸のうち | 12:30 PM | comments (0) | trackback (0) |









http://polar.sakura.ne.jp/wrangell2006/tb.php?40
PAGE TOP ↑