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はじめに
このブログでは,私,モリキンが2006年6月,アラスカ,ランゲル山で行った野外調査の様子を伝えます。
私についてはプロフィールをご参照ください。
ブログを編集するのは調査終了後ですが,このwebサイトでは実際に仕事を行った日付にさかのぼって日記形式で色々と綴る予定でいます。

メインカテゴリーの写真と日記と胸の内私がアラスカに到着した5月11日からはじまります。

このブログでは研究者であり,多感な(?)若者(?)である,私,モリキンと,読んでくださる方との双方向的なコミュニケーションを意識しています。サイエンスのみに関わらず,様々なコメントや質問を頂けたら,と思います。可能な限りお返事させて頂きます

続き▽
| はじめに | 08:24 PM | comments (3) | trackback (0) |
質問等お気軽にどうぞ!
このブログを読んで疑問に思ったこと,氷河や雪,氷に関する質問,野外での科学調査に関する質問等ありましたら,お気軽にコメントください。
ブログ上で可能な限り,お返事したいと思っています。
質問は,関連する記事がありましたらその記事のコメント欄へ,そうでなければこのエントリーのコメント欄までお願いします。

| はじめに | 07:45 PM | comments (5) | trackback (0) |
山岳地の積雪の難しさ

ストームの翌朝の表面雪。
表面40cmの雪は大まかに3つの層から成っていた。
表面の層は新雪からしまり雪になりかけ。
以前からあった雪と,ストームで新たに降った雪がごちゃ混ぜになったような印象。
その下に,結晶の粒が大きい,光をよく通す層があった。
写真,一番下の層は上と比べてはっきり固い層。

アラスカ大フェアバンクス校のBenson教授のリクエストがあり,水の安定同位対比測定用のサンプルをとった。
Benson教授は一つのストームの中で降雪の同位対比がどのように変わるか,に興味がある。
今回のストームに限って言えば降雪は少なく,表面積雪のほとんどが風上方向の雪が地吹雪で舞い上がった後,堆積したものだ。
あまり良いサンプルではない。
これは山岳地域での研究の難しさだ。

さて,今日の私の仕事はそのBenson教授とDanが四半世紀近い昔,1982年に雪氷コアを掘削した地点で再びコアを掘ることだ。
Bensonさん等のサイトは私たちの最新の掘削地点よりも北西側に1.6km行ったところにある。

続き▽
| 写真と日記と胸のうち | 05:18 PM | comments (0) | trackback (0) |
夕方ブリ明け。山頂カルデラを駆け抜けろ!
15時過ぎに前夜から続いていた吹雪(ブリザード)が収まった。

吹き溜まりの雪がテントの風下方向に長く連なっていた。


手前はアシスタントのAndyのテント。
テントと周囲に作った雪壁の間に雪が吹き溜まり,テントを圧迫していた。
賛否両論あるとは思うが,私は風に耐えられる堅固なテントであれば周囲に壁を作らない方が良いと考えている。

***
さて,今日はDanの勝負の日。
夕方,HARRPという施設を使って成層圏で発生させたVLF/ELF波(超長波/極超長波)を使い,ランゲル山頂カルデラの氷河の厚さの探査を行うのだ。
HARRPをDanのために使える日は限られている。

続き▽
| 写真と日記と胸のうち | 08:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
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