■CALENDAR■
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
<<前月 2024年09月 次月>>
■PROFILE■
■CATEGORIES■
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■ARCHIVES■
■LINK■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■RANKING■
この1週間に読まれた記事
Top
ランゲル山へ![窓から見た景色1]

6月17日午前9時過ぎ,Paulのシングルオッターはメンバー全4名と物資の約1/3を乗せてテイクオフ。

まず標高4000m超の山頂カルデラへ向かい,観測用物資を下ろす。
その後,高所順応のためメンバーは標高3000m地点,ランゲル山の北側に降ろしてもらい,5日間かけて歩いて山頂カルデラへ。
残りの物資はPaulに直接山頂へ運んでもらう予定。
周辺の広域鳥瞰図はこちら


緑の中に,ランゲル山のカルデラから流れ出る氷河,Long Glacierの末端部が見えた。
表面には周期的な模様,オージャイブ#が見られる。
#リンク先「氷河の不思議」写真5枚目。白岩孝行さんによる解説あり。


ランゲル山の山頂には雲がかかりはじめる。降りられるのか?
Long Glacierのオージャイブを作ったと考えられるアイスフォール(氷河の滝;斜度が急になり氷河に多くの亀裂が走る)が見えた(写真右側)。


山腹に見えた氷河の割れ目,クレバス。ラクーナへと変遷していく様子が見て取れる。
#この変遷についても白岩孝行さんによる「氷河の不思議」に解説あり。写真12枚目。


| 写真と日記と胸のうち | 09:10 AM | comments (0) | trackback (0) |
飛べる!
朝起きたら,晴れ。

東側には雲がかかっているが,頂上部は晴れ。
今なら飛べる。Paulよ,早く来てくれ!


| 写真と日記と胸のうち | 07:10 AM | comments (0) | trackback (0) |
フライト待ち,3日目。
雲が厚く,飛べず。
夕方,突然Paulが飛来。
エンジンの部品が壊れたそうで,エンジンを止めず(再始動出来ない可能性があるので),給油だけして修理可能なPalmerという町へ飛んで行った。
部品の交換で修理が済むので翌朝までには戻ってこれるそうだ。

B&Bは別の予約客があり泊まれず飛行場でキャンプ。
失態を繰り返さないよう,翌朝のフライトに備えた準備をしてから就寝。

Chitinaの飛行場はChitina Riverに隣接していて,周囲に鮭漁のためのFish Wheelがある。
暇つぶしに見学した。

もうここへも鮭がのぼって来ている。
我々も早く山にのぼりたい。


| 写真と日記と胸のうち | 08:33 PM | comments (0) | trackback (0) |
Sky Truck (空のトラック)

ランゲル山へのアクセスに使う飛行機,DHC-3,Single Otter(シングルオッター)。
ちなみにオッターはカワウソの意。
エンジンはターボチャージャー付きのものに換装されている。
the Cox Turbo Single Otter,あるいはTurbo Otterと呼ばれている。
STOL(短距離離着陸機,エストール)で,Paulが操るこのシングルオッターは30~40m前後で離着陸する。
もっと小さな飛行機が離着陸に100m以上の距離を滑走するのをみると,すごさを実感する。

この飛行機,1度に1トン近くの荷を運び,標高4000mを越える雪面でも離着陸する。
パイロットのPaulが主として使っているChitinaの飛行場から,ランゲル山までを15分で結ぶ。
Paulとこの飛行機がなければ,2004年に行った200m深を越える雪氷コアの掘削は出来なかったろうし,今回の調査もより困難だった。


| 写真と日記と胸のうち | 12:02 PM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑