Top > 写真と日記と胸のうち
2006,05,11, Thursday
日本からシアトル,アンカレッジと経由してフェアバンクス到着。 緑が芽吹く前,雪も残っていた。 一緒にランゲルで調査を行うアラスカ大の研究者,Danの家へ転がり込んだ。 調査の出発まで,約1ヶ月をみている。それまでゆっくり準備と打ち合わせ。 滞在費を浮かすため,居候生活。 Danとは2003年から毎年ランゲルでの調査を共にし,共同研究者であるとともに,良き友人といった間柄。年は20歳以上離れているけれど,とてもフレンドリーに接してくれる。 この時点ではまだ具体的な日程,フィールドアシスタントを何人雇うか,ほとんど何も決まっていなかった。 まだ充分日程があり,のんびりと構えていた。 |
2006,05,19, Friday
アラスカ大学でお世話になっている氷河の研究室のメンバーがグリーンランドでの調査に出発。 北極圏の氷河を研究する人にとっては今が勝負の時。 温かく,日照時間も長い。 ランゲルの調査は出発が6月11日に仮決定。 私の仕事,それから一緒に行くDanの仕事,それぞれにかかる日数,人数を計算するとアシスタントが2名必要な計算。期間は約3週間。 まだ来てくれるアシスタントが見つからない。 少しあせりはじめた。 |
2006,06,06, Tuesday
この日,大きな進展が2つ。 1つめ,一ヶ月以上前,日本を出る前に発送した,日本からの調査物資がようやくアラスカ大へ到着した(写真は到着した物資)。 こんなに時間がかかったのは事務手続き,通関手続きに時間を要したから。 続き▽ |
2006,06,07, Wednesday
アラスカは白夜の季節。 準備のために滞在しているフェアバンクスは北極圏よりちょっと南にあるので1日中太陽が出ているわけではないけれど,遅くまで陽が射す。 帰り,夜の11時に近いがまだ陽は沈まない。 色々と不満を感じた1日だったが,帰路,深夜の夕日の下のサイクリングで気が晴れた。 #居候先から大学まで,約15kmの道のりを自転車で通っている。 続き▽ |